VOL.3 独りクリスマス
2013.5.21
2013.5.21
こんにちは、佐藤広報です。
独り身のさみしさを痛烈に味わいながら、
恋人がいてくれることのありがたみを実感する「独リア充日記」。
これまで「独りディズニー」「独りサプライズバースデー」と
心をすり減らして続けてきましたが、
だんだんとまわりの方々に同情と嘲笑と少しの賞賛を込めて
声をかけていただくことが増えてきました。
ありがとうございます!
そんな中……
去る2012年のクリスマス前日。
掃除中の清田代表が部屋の奥から見つけたのか、
廊下にこんなものがポイッと投げ出されてきました。
やはりクリスマスも……
独りで行ってこいということですね。
了解です\(^o^)/
個人的に最も思い出深いクリスマスといえば、
変なNPO法人の代表に寝取られてしまった元カノと行った、
お台場の高級ホテルです。
こんな幸せな夜が、この私にもかつてはあったのです。
しかし、この2日後に手紙で……
というわけで、
思い出の地、お台場に行くことにしました。
ここもかつて、元カノと一緒に歩いたことがあるのですが、
今日は何だかやけに……
強風に飛ばされそうにながら歩いていると……
なぜかインド人女性に写真を求められました。
最近では、インドでもクリスマスを楽しむようになってきたようです。
(別に話したわけじゃないですが)
そして無事、お台場に到着。
こいつ、昔は別の場所にいたんだよなぁ……。
別のところにいるんだよなぁ……はぁ、死のう。
そんなことを考えていると、
通りがかった女子から元気なアドバイスが。
「表参道のイルミなんか凄くキレイですよ!!ぜひ行ってみて下さい♡」
お、表参道って……
せっかくお台場に来たのに。。
しかし。
かつてはこんなバブリーなイルミネーションで飾られていた表参道ですが、
今は節電の影響もあり、並木道の電飾はやってませんでした。
なので。
表参道ヒルズ前にあるこのオブジェで写真を撮ることにしました。
1時間以上並んで。
「えっ? 何で何で? あのサンタ、ちょー薄着じゃない?」
そんな女子高生の声も聞こえてきました。
いよいよ次の番というところになって、猛烈に恥ずかしくなってまいりました。
ケータイを見るふりして周囲の目線から逃げていましたが、
余計にさみしくなる始末。
そしてようやく出番がまわってきました。
これも「独りディズニー」をやったご縁なのか……
記念のイルミネーションが私を迎えてくれました。
逆光で。
写真を撮ってくれた係員の人に
クレームをつけようか考えていたところ、
清田代表から連絡が。
いつの間にかFacebookで募集を呼びかけていたという、
「女子会サンタ派遣サービス」に注文が入ったとのこと。
というわけで、誰一人知り合いのいない女子会に、
この格好で飛び入り参加させていただくことになりました。
「伝説のすた丼」、マジうまし\(^o^)/
サンタの派遣現場は高円寺とのこと。
主催者以外はサンタが来ることを知らなかったようで、
最初はかなり戸惑われました。
しかし、この衣装だったことが功を奏し、徐々に歓迎ムードに。
お土産のワインを渡し、すた丼で一杯になったお腹に
振る舞っていただいた豪華料理を無理やりつめこみ、任務完了\(^o^)/
こちらは清田代表から売り込んで受け入れてもらったっぽい感じで……
「プレゼント? じゃあ、現金で!」
と、暖かい声をかけてもらいました。
夜も遅くなってきたので、そろそろお台場に戻りたいと思います。
今夜の宿は、元カノと泊まったあの思い出のホテルです。
ベッドがふたつあっても結局はひとつのベッドで寝るという、
あのハッピーでラブリーな夜にcome back\(^o^)/
……というのは過去の話で、
【クリスマスに独りでツインの部屋に泊まる男性客】
ということで、ホテルのみなさんから
並々ならぬ警戒心を感じました。
こちらは注文しておいた花束。
当時は彼女にあげたものを、今度は
当時と同じ格好に着替えてまいりました。
でも、「ジャケットが似合うね」と言ってくれたキミは、
今は違う誰かの胸の中……。
引きつった顔でご対応くださったスタッフさん、
ありがとうございました!
花束と一緒に持って来てくれたワインで
独りカンパイ。
かぶってはしゃいでも……
いちゃいちゃしている時、急にテレビのリモコンがないことが気になってしまい、
30分ほど探し続けたのが良くなかったのでしょうか?
どこで間違えちゃったんだろう……。
別れの手紙をもう一度じっくり読み込み、
大いに反省するところから2013年を始めてみたいと思います。
■今回のまとめ
●カップルはデート中にファンタジーを求めているので、
サンタが街にいるとファンタジーの住人になって応えてくれる。
「何かプレゼント下さい」「トナカイはどこですか?」等々……
●走って追いかけてくるのは子どもとヤンキー。
バット振り回しながら追いかけられた時は殺されるかと思った。
ある意味彼らが一番夢を忘れていないのかも。
●こんな意見もある。
Mark Waterさん、ありがとうございました\(^o^)/